2019年12月04日(水)
社会福祉法人伸こう福祉会 キディ大倉山・横浜
子どもたちの遊び心を刺激し、きらきらした生活を作り上げる保育園
外観のモダンなイメージとは違い、中に一歩入ると木をふんだんに使った温かみのある空間が広がります。ワクワクする工夫が凝らされた自由な園内では、子どもごとに個別な対応ができるよう、様々な配慮がほどこされています。
活動ごとにパーティションで分けます
食事と生活の空間をパーティションで分けています。
月齢の低い子どもが多い時期は、遊びのスペースに畳を敷き「はいはい」できる空間にしています。
全クラスコーナー用品が充実しています
大きな窓で開放感のある1 歳児の部屋は、おままごと、ブロック、絵本など、コーナー用品がたくさん。
子どもたちは自分の好きなスペースで集中して遊ぶことができます。
天井のハリは年齢ごとに高さが違います
全ての部屋にあるこの特徴的なハリは、部屋の高さの印象を低くするために設置してあります。天井が低いと、子どもに安心感を与えます。
外壁材で階段室の壁を装飾
1階から屋上まで続く階段は、園の外壁と同じガリバリウムという外壁材で装飾されています。階段の途中には園のテーマである「小さなおうち」モチーフの窓が開いています。
移動できるパーティション
様々な状況に応じて空間を区切ることができるので便利です。
エリアパネルは持ち運びができ、ある程度安定感があります。
適度に揺れるので、バタンとそのまま倒れることがありません。
屋上の小さなお家
広々としたウッドデッキの屋上には、小さなお家がたくさん。このお家はトイレ、シャワー、収納と、それぞれ機能をもっています。
子どものワクワクスイッチをオンにしたい
安全安心だけを考え、園を設計すると面白みがなく、子どもの危機管理能力が育ちません。ワクワクを演出し、子どもの自主性を大切にしながら強制的にさせることもなく、のびのびと育ってくれる園を目指しています。(林 ゆう太 園長先生)